「Zen 2」アーキテクチャ最上位モデルが遂にデビュー
「CES 2020」で正式発表された、「Zen 2」アーキテクチャの最上位モデル
「Ryzen Threadripper 3990X」がアキバ各店舗に入荷。明日2月8日(土)午前11時より販売が開始される。
「Ryzen Threadripper 3990X」は、他の第3世代Ryzen Threadripperと同じチップレット方式を採用。ただし、「CCD」を従来の4基から8基へと拡張することで、コンシューマ向けCPUでは初めて64コア/128スレッドを実現しているのが特徴だ。またキャッシュメモリもL2が32MB、L3が256MBとそれぞれ倍増しており、特にマルチスレッド処理では圧倒的なパフォーマンスを発揮するという。
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コア数だけでなく、メモリ容量もこれまでのコンシューマ向けCPUと比較するとずば抜けて多い
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その他スペックは、ベースクロックが2.90GHz、ブーストクロックは最大4.30GHz、メモリはクアッドチャネル対応のDDR4-3200MHzで、TDPは280W。ソケットはSocket sTRX4で、すでに発売されているAMD TRX4マザーボードでもBIOSをアップデートするだけで動作する。
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販売価格は税抜449,800円、税込では494,780円で、ギリギリ500,000円を切る価格に設定された
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なお取材時点で解禁当日の販売を確認したのは、
パソコンショップアーク、
オリオスペック、
ツクモパソコン本店、
TSUKUMO eX.、
ドスパラ 秋葉原本店、
パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店。価格は税抜449,800円で、いずれのショップでも在庫はそれなりに用意されている。