いままでいろいろなメーカーのオールインワン型水冷ユニット使ってきましたが、中でも気に入っているのがFractal Design。先代の
「Celsius」シリーズも良かったですが、今買うなら今年発売された
「Celsius+」シリーズがオススメです。
歴代モデルがそうだったように、今回も製造元は
Asetek。第6世代の最新水冷ヘッドを採用しています。知る人ぞ知るOEMメーカーのAsetekですが、オールインワン型水冷ユニットを選ぶ際には重要なポイントです。しっかりした作りで、安い水冷ユニットに見られる"ポコポコ”といった水音や、ポンプからの異音などまったくありません。
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増殖し続けるオールインワン型水冷ユニット。どれを購入したらいいのか迷う人は多いハズ
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もうひとつの推しポイントは、一体型ポンプヘッド部分に備えている回転数の調整ギミック。「AUTOモード」と「PWMモード」の切り替えはブロック部分を回転させて行う仕組みで、直接かつ手軽に調整できる点は非常に便利。ソフト制御の製品が多い中、貴重な存在と言えるでしょう。
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ポンプ一体型のウォーターブロック。強化ガラスのトップパネルにはリング状のアドレサブルRGB LEDが内蔵されるほか、「AUTOモード」と「PWMモード」の切り替え機能も搭載(エルミタ的速攻撮って出しレビューより)
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ラジエターサイズは、240mm/280mm/360mmの3種類が用意されていますが、個人的にはPCケースが対応していれば280mmモデルがいいと思います。Ryzen 9やCore i9といったハイエンドCPUもしっかり冷やしてくれます。ラインナップはスタンダードな冷却ファンを採用する
「Celsius+ Dynamic」と、アドレサブルRGBファンを搭載した
「Celsius+ Prisma」がありますので、光る光らないはお好みで選ぶといいでしょう。
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「Celsius+ Dynamic」と「Celsius+ Prisma」で全6モデルが揃う
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オールインワン型水冷ユニットとしてはお高めの部類ですが、水冷初心者からベテランユーザーまで、自信を持ってオススメできる良い製品です。