240mmラジエターを思わせる巨大ヒートシンクを採用
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120mmファンを表裏各2基、計4基搭載できる巨大ヒートシンクを採用
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240mmラジエターを思わせる大型ヒートシンクに、表裏各2基、計4基の120mmファンを搭載した超巨大空冷クーラー
IceGiant「ProSiphon Elite」が、
オリオスペックで発売中だ。
冷却方法には、誘電性の冷媒を使用した2相冷却システムを採用。その仕組みは、受熱ベースでCPUの熱によって冷媒が気化。蒸気となった冷媒はヒートシンクへ移動して、冷やされることで液化し、受熱ベースへと戻るというもの。この気化と液化のサイクルを繰り返すことで、ポンプユニットを使わずに効率的な冷却ができるという。
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気化と液化のサイクルを繰り返す2相冷却システムを採用
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さらに冷却ファンには最高2,300rpm(4pin PWM/32.2dBA)の高速120mmファンが付属。プラットフォームはIntel LGA2066/2011/1366/1200/115x、AMD Socket TR4/sTR4x/AM4をサポートし、
製品サイトではRyzen Threadripprのオーバークロックにも耐えられる高い冷却性能を発揮するとしている。
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2基のファンはヒートシンクに標準装備。残りの2基は後から搭載する
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ただしその分サイズも幅251mm、高さ164mm、奥行き104mmと非常に大きく、取り付けは1方向のみ。メモリスロット上にヒートシンクやファンが来ることから、メモリの高さも48mmまでに制限される点には注意が必要。またファンを含めると重量は2kgに達することから、基本的にはベンチマーク台のような水平設置での使用がオススメだ。
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完全にメモリスロットにかぶさるため、背の高いメモリは使用することができない
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本体サイズに合わせて、パッケージも非常に大型。なおサーマルグリスはThermal Grizzly「Kryonaut」が付属
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販売価格は税込28,380円で、在庫はそれなりの数が用意できたとのこと。なお並行輸入品のため製品保証は店舗保証1年間。