今回オンラインインタビューに応じてくれたのは、MSI本社のCND Project Manager
Bobby Yuan氏。また国内の状況や、通訳を兼ねてエムエスアイコンピュータージャパンMB Product Marketing
新宅 洪一氏とMarketing Specialist
Richard Yeh氏にも参加していただいた。
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| Bobby Yuan氏は台湾のMSI本社からオンラインミーティングに参加していただいた | 新宅 洪一氏(左)とRichard Yeh氏(右)は東京・秋葉原にあるエムエスアイコンピュータージャパンから参加していただいた |
MSIと言えばイルミネーション機能にこだわった製品を得意としている印象がありました。敢えて全く光らない
「UNIFY」シリーズを出した理由を教えてください。
MSIでは
「X99A GODLIKE GAMING」以来、美しいイルミネーション機能を備えたマザーボードを数多くリリースし、おかげさまで好評をいただいています。しかし、イルミネーション機能は不要というフィードバックも一定数ありました。
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| COMPUTEX TAIPEI 2015で披露された「X99A GODLIKE GAMING」。2,000通り以上という圧倒的なフルカラーLEDによるイルミネーション機能で話題を呼んだ | |
実際にどういったユーザーからイルミネーション機能は不要であるという声があったのでしょうか。
日本国内で言えば、ゲーマーの多くはイルミネーション機能に好意的なようです。一方、性能を重視するパワーユーザーは外観はシンプル、かつ電源回路や機能は充実した製品が欲しいという声を多くいただきました。
グローバル市場的でも同様です。イルミネーション機能をあらかじめ無効にできないかという声があったことから、基本に立ち返りパワーユーザーをターゲットにしたシンプルなマザーボードを企画することになりました。それが「UNIFY」シリーズです。
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イルミネーション機能を完全に省略することに抵抗はありませんでしたか。
もともとイルミネーション機能を備えたマザーボードとは
一線を画す製品がコンセプトだったため、イルミネーション機能を排除することに抵抗はありませんでした。設計や開発はスムーズに進みました。またLEDが不要になる分コストを抑えられるというメリットもありました。
LEDを搭載しない分、コスト面でも有利なんですね。
はい。「UNIFY」シリーズでは本来LEDのコストとして使う分で新機能を追加したり、より高品質な部品を使用することができるようになりました。
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| LEDのコストが掛からない分、同価格帯のマザーボードに比べて電源回路が充実していたり、「DIY Stands Set」のようなプラスアルファの機能を追加できるようになったという | |
「UNIFY」シリーズの名前の由来を教えて下さい。
これまで「MEG」シリーズは、ハイエンドゲーマーをメインターゲットにして来たこともあり、「GODLIKE」や「ACE」と言ったストラテジーゲーム「League of Legends」に関連のある製品名をつけてきました。そして「UNIFY」シリーズでは、ゲーマー以外のパワーユーザーを幅広く取り込みたいという思いを込めて「UNIFY」(統一)という製品名にしました。
「UNIFY」シリーズは、見た目だけでなく、製品名からもゲーミング要素をなくしたことでクリエイターなどにも購入していただきやすくなっていると思います。
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スペック的には「ACE」シリーズと「UNIFY」シリーズはとても近いですが、前者はゲーマー向け、後者はそれ以外のパワーユーザーをターゲットにしているという認識で間違いないでしょうか。
はい。その通りです。イルミネーション機能を全面に出したゲーミングPCを組むなら「GODLIKE」や「ACE」シリーズを、質実剛健なハイパフォーマンスPCを組むなら「UNIFY」シリーズを選択してもらえればいいと思います。