第11世代Intel Coreプロセッサの解禁に合わせて、MSIは、CPU、マザーボード、水冷ユニットを組み合わせたレビュワー向けキット
「オリジナル評価キット」を用意した。その狙いを、今回はエムエスアイコンピュータージャパン(本社:東京都台東区)のMB Product Marketing
新宅 洪一氏と、Marketing Specialist
Richard Yeh氏に聞いてみることにした。
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| 豪華な化粧箱に、CPU、マザーボード、水冷ユニットが整然と並ぶレビュワー向け「オリジナル評価キット」 |
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| 付属するCPUは第11世代Intel Coreプロセッサの最上位「Core i9-11900K」 | エムエスアイコンピュータージャパンの新宅 洪一氏(右)とRichard Yeh氏(左) |
早速ですが、第11世代Intel Coreプロセッサに合わせて、「オリジナル評価キット」を用意した理由を教えてください。
のが最大の理由です。従来の評価キットにはCPUとマザーボードのみ同梱され、クーラーはレビュワーが別途用意する必要がありました。その中で、明らかにCPUに対して冷却性能が不足している組み合わせが存在していました。
クーラーの冷却性能が不足しているため、CPUの性能を最大限に引き出すことができていない事例があったということですか。
その通りです。そこで、今回はIntel協力のもと最上位CPU「Core i9-11900K」と、強力な電源回路を備えるハイエンドマザーボード
「MEG Z590 ACE」、さらに弊社の最新オールインワン水冷ユニット
「MPG CORELIQUID K360」を組み合わせた「オリジナル評価キット」を提供することにしました。
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| 「オリジナル評価キット」には、90A SPSによる16フェーズの堅牢な電源回路を備える「MEG Z590 ACE」が同梱 | |
オリジナルの評価キットはワールドワイドで展開されているのでしょうか。
はい。全世界で同じ組み合わせのキットが展開されています
CPUクーラーに「MPG CORELIQUID K360」を選択した理由を教えて下さい。
最近のIntel製CPUは、ブースト機能がかなりアグレッシブな設定のため冷却が難しくなっています。しかし、360mmの大型ラジエターや、弊社のVGAクーラーでおなじみの「TORX FAN 4.0」を採用する「MPG CORELIQUID K360」であれば、その発熱を完全に押さえ込むことができます。
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| 360mmラジエターを採用した「MPG CORELIQUID K360」。冷却ファンには最新VGAクーラー「TRI FROZR 2」や「TWIN FROZR 8」と同じ「TORX FAN 4.0」を採用 |
ラジエターサイズだけでなく、冷却ファンにもこだわることで冷却性能を高めているわけですね。
さらに「MPG CORELIQUID K360」には、ウォーターブロック部分にも60mm口径の「TORX FAN 3.0」を搭載しています。これにより、CPUだけでなく電源回路やメモリ、SSDも同時に冷やすことができます。
発熱の多い電源回路や、第11世代Intel Coreプロセッサで対応するPCI-Express4.0 SSDを冷却できるのは嬉しいですね。
はい。またソフトウェアにもこだわり、プリセットや手動選択に加え、CPUの温度に合わせて各ラジエターファン、ウォーターブロックファン、ポンプユニットの回転数をインテリジェントに制御する「GI Mode」を搭載しています。これにより、これまで以上に静音性とのバランスの取れた運用が可能になります。
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| 「MPG CORELIQUID K360」には、ウォーターブロックにも60mm口径の「TORX FAN 3.0」を備え、CPU周辺のパーツもまとめて冷却できる | |
「MPG CORELIQUID K360」は、従来モデルからハード・ソフトとも大きく進化していますが、さらなる新モデルの予定はあるのでしょうか。
正確なリリース時期は明らかになっていませんが、すでに次期モデルの開発も進んでいます。
今後も継続して水冷ユニットがリリースされるということですね。
「MPG CORELIQUID K360」のフィードバックを元に、より洗練されたモデルを提供できるよう鋭意開発を進めています。
| 両氏とも「MPG CORELIQUID K360」の冷却性能には満足しているが、改良の余地まだあるとのこと。今後の製品開発に活かすため、すでに本社にはフィードバックを送っているという |