昨年11月に登場したProArtist。今回紹介する上位モデル「DESSERTS3」とコストパフォーマンスモデル「GRATIFY3」の2つをラインナップしていますが、新興メーカーということもあり、発売当初はあまり動きがありませんでした。今年になって徐々に売れ始め、最近では指名買いのお客さんも増加。現在は知る人ぞ知る空冷クーラーの人気モデルになっています。
Prolimatechの系譜を持つ製品だけに、古い自作ユーザーにとってはどこか懐かし雰囲気のヒートシンクデザインだったりするのですが、このあたりのストーリーはレビュー(
ProArtist期待の空冷クーラー「DESSERTS3」「GRATIFY3」を徹底検証して分かったこと)に詳しいのでチェックしてみてください。
|
|
|
アルミニウム製放熱フィンは48枚で構成。メモリスロットへの物理的干渉を避けた幅48mmのナロータイプフィン設計となっている
|
今回強調したいのは「DESSERTS3」の冷却性能について。個人的には、この価格帯の製品としてはトップクラスだと思っており、人気の
AMD「Ryzen 5000」シリーズはもちろん、まもなく登場する
第11世代Intel Coreプロセッサもしっかり冷やしてくれるはず。トップカバー部のRGB LEDを無くして安くなるなら、もっと売れるはずです。
|
|
|
RGB LEDが内蔵されているトップカバー部
|
袋詰めではなく、きれいに収められた付属品も好印象
|
高さも153mmと、ほぼ一般的なPCケースなら干渉せずに搭載できる点も大きい。お客さんと構成を考える際にも、ケースサイズを気にせずお勧めできます。まだまだ知名度の低い製品ですが、隠れた名機と言えるでしょう。空冷クーラーで1台組むなら、是非候補に加えて欲しいです。
|
|
|
税込6,000円以下の空冷クーラーとしては抜群の冷却性能を発揮する
|