8コア/16スレッドでGPU機能も内蔵
先月末より販売がスタートした
第11世代Intel Coreプロセッサ。今回入荷を確認したのは
「Core i9-11900T」「Core i7-11700T」で、型番末尾に“T”が付く第11世代初の省電力版だ。いずれもバルク(トレイ版)として入荷しており、CPUクーラーやマザーボードとのセット購入が条件になる。
いずれも8コア/16スレッド、キャッシュ16MB、TDP 35Wで、内蔵グラフィックス機能はベースクロック350MHz/最大クロック1.3GHzのIntel UHD Graphics 750を採用する。
周波数は「Core i9-11900T」がベースクロック1.5GHz、ターボブーストクロック4.8GHz(シングルコア)/3.7GHz(オールコア)。「Core i7-11700T」がベースクロック1.4GHz、ターボブーストクロック4.5GHz(シングルコア)/3.6GHz(オールコア)。
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「Core i9-11900T」。S-Specは「SRKNQ」
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「Core i7-11700T」。S-Specは「SRKNT」
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販売しているのは
パソコンSHOPアーク、
ツクモパソコン本店、
TSUKUMO eX.、
パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店。いずれも入荷数は少量。ある店員によると
「両者の違いはクロックのみ。オススメは価格が安いCore i7-11700Tでしょう」とのこと。
「低いTDPを活かしてMini-ITXサイズのマザーボードと組み合わせるのもあり」と語る店員もいた。
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ベースクロックは低いためゲーム向きではないが、小型PC用の最新CPUとしては注目のモデルだろう
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