高価になりがちなRPN電卓をお手頃、かつ簡単にゲット
一般的な電卓とは入力方法が異なる「逆ポーランド記法」による四則演算が可能な、逆ポーランド電卓(RPN電卓)の工作キット。製造メーカーがHPくらいしかなく、しかも高価という逆ポーランド電卓をお手軽に手に入れて体験できる。
逆ポーランド記法は、一般的な電卓の中置記法が「1+2」と記載するところ「1 2+」のように数式をあらわす記法。中置記法においてカッコを多様するような面倒な計算の場合でも、逆ポーランド記法では計算順に記載するだけでよく、複雑な計算をシンプルにあらわすことができるというメリットがある。
キットには、メイン基板とOLEDディスプレイのほか、ケース用のアクリル板とスペーサー、ネジ、さらに電池ホルダーとボタン電池が封入。メイン基板にはボタンが表面実装済みのため、はんだ工作が必要な箇所はディスプレイと電池ホルダーくらいだ。ショップによれば「難易度は低く、はんだ工作の初心者でも問題なく組み立てられる」とのこと。
なお逆ポーランド電卓としての仕様は、スタック段数は4段(X/Y/Z/T)で表示できる桁数は10桁まで。Enterキーの長押しにより、表示内容とレジスタをオールクリアできる。