ポンプを冷却プレートに組み込んだAsetekの水冷を採用
Asetekと共同開発したオールインワン型水冷ユニットを備える、LHR版GeForce RTX 3080(ETH/ハッシュレート43MH/s推定)搭載カードの新製品が発売された。
ラジエターには120mm径の「トルクスファン4.0」を2基搭載する240mmアルミニウムラジエターを採用。ウォーターブロックには、GPUだけでなく、ビデオメモリもカバーする大型の銅製受熱ベースを備え、高負荷時でもGPUやメモリの温度を低く保つことができる。また、基板側のカバーにも冷却を補助するファンを1基実装。低負荷時にはファン回転を停止するセミファンレス機能にも対応している。
|
|
|
ポンプを冷却プレートに組み込むんだAsetekと共同開発した水冷システムを採用。グラフィックスカードのカバーにはAsetekのロゴも確認できる
|
基本スペックは、ブーストクロック最大1,785MHz、メモリスピード19Gbps、メモリバス幅320bitで、GDDR6X 10GB(実クロック1187.5MHz)のビデオメモリを搭載。インターフェイスはDisplayPort 1.4a x3、HDMI 2.1 x1を備え、補助電源コネクタは8ピンx2、最大消費電力は320W。カードの外形寸法は幅125.8mm、長さ271.4mm、厚さ44.3mm。ラジエターの外形寸法は幅124.4mm、長さ274.5mm、厚さ50.4mm。
|
|
|
パッケージはグラフィックスカードとしては最大クラス。マザーボードよりも大きい
|
入荷したショップによると、価格は高めながら「水冷システムを構築する複雑な組み立ても必要なく、高い冷却性能により安定して運用できる」点がおすすめとのこと。「CPUにもオールインワン水冷クーラーを採用すれば、意外と簡単にハイエンドデュアル水冷マシンが組めますよ」と語る店員もいた。販売を確認したのは、
パソコンSHOPアーク、
ツクモパソコン本店、
TSUKUMO eX.、
パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店。