イヤホン側は主要5種類を網羅、規格を気にせず使用可能
両端のコネクタ換装に対応する、EFFECT AUDIOのイヤホンケーブル
「CHIRON」(ConX to TermX)が発売。
e☆イヤホン秋葉原店本館にて約394,500円で販売されている。
最大の特徴は、IEM用の高級イヤホンケーブルとしては珍しく、イヤホン側とプレイヤー側両方のコネクタが換装できる点。ケーブルを買い換えることなく複数規格のIEMやプレイヤーで使い回せるため、せっかく購入した高級ケーブルを無駄にしてしまう心配がない。
イヤホン側コネクタの「ConX」は、2Pin/MMCX/A2DC/Ear Connecter(Pentaconn互換)/IPXに対応。主要なIEMを網羅するコネクタが揃っているほか、コネクタ抵抗を最小限に抑える部材を採用することで、非着脱の通常コネクタと同等のパフォーマンスが発揮できるという。
プレイヤー側コネクタの「TermX」は、Type-C/Lightning/2.5mmバランス/4.4mmバランスに対応。バランス接続のプレイヤーに加え、駆動できる環境であればモバイル端末にも直接接続できる。また、特注パーツの採用と内部にリード線を使用しない設計により、従来製品から電気的特性が大きく改善(DCRは従来品15mOhm→4mOhm)している。
そのほか、ケーブルのワイヤー素材には従来型素材と混合UP-OCC金メッキ銀素材を組み合わせた、UP-OCC金メッキシルバーゴールド合金を採用。余計な脚色をしない特性に仕上げられている。ショップによれば「いい意味で特徴がなく、イヤホンの邪魔をしない。中域のディテールに優れているので、そういった機種との組み合わせがベスト」とのこと。