パソピアにストレージや拡張メモリ、インターフェイスを追加
東芝のレトロPC「パソピア」の機能を拡張できる、コンボ仕様の拡張カード
「XPAC2 Rev.2」が
家電のケンちゃんに入荷。技術系サークル「zak」が手がけた同人ハードウェアで、税込16,500円で販売された。
2年以上前に一度販売され、即完売になっていたアイテム。今回も販売開始からすぐに完売、ショップによれば「次回入荷も1~2年後くらいになるかも」とのこと。
初代パソピアおよびパソピア5/7/700に対応する拡張カードで、基板その他が加工されたファミコンカセットのケースに格納されている。
カードには64KB×2のシリコンディスクとして利用できる128KBのMRAM、拡張メモリとして利用できる8KB/4KB/2KBのSRAM、SDカードスロットなどを搭載。SDカードからMRAMにデータを読み込んだり、MRAMデータをSDカードのファイルへ上書き保存することが可能で、漢字ROMデータを書き込めば漢字ROMとして利用することもできる。
また、MSXタイプのジョイスティックを2台まで接続できるD-Sub 9pinコネクタも備える。
そのほか、同店にはかつて販売された「XPAC2(Rev.1)」を現行仕様にアップグレードできる
「XPAC2 Rev.1→2アップデートキット」(税込2,800円)も入荷。アップデートROMマイコンとファミコンカセットケースが同梱されている。アップデートにより安定性が向上し、ROM内蔵プログラムの操作性やメッセージが改善。さらにケースを装着することで、誤装着や基板ショートのリスクが低減するという。
また、パソピア700用のUSBキーボードアダプタ
「パソピア700用USB Keyboard Adaptor[USBKey700]Rev.0.1」(税込9,500円)も入荷。パソピア700にUSBキーボードを接続し、キー入力が行える。
日本語109キーボードに対応し、ホットプラグはサポート対象外。USBハブ搭載モデルや特殊機能のあるキーボードも使用できないとのこと。