初のGeForce GTX 1630グラフィックスカード
6月29日に
リリースされたNVIDIAのエントリーGPU GeForce RTX 1630を搭載するグラフィックスカード、Palit
「GeForce GTX 1630 Dual」の発売が7月6日より開始されている。
NVIDIA GeForce GTX 1630搭載モデルとしては初の製品で、カード長はMini-ITXと同等の170mm。さらに幅も114mm、厚さも40mm(2スロット厚)に抑えられており、フルハイトの拡張スロットが2段以上あればほぼ全てのケースに搭載することができる。
主なスペックはCUDAコア数512基、ベースクロック1,740MHz、ブーストクロック1,785MHz、メモリスピード12Gbps、メモリバス幅64bitで、GDDR6 4GBのビデオメモリを搭載。出力インターフェイスはHDMI 2.0b×1、DisplayPort 1.4a×2。バスインターフェイスはPCI-Express 3.0(x16)で、消費電力は75Wとされているが、6pin×1の補助電源コネクタが必要になる。
取材時点で販売を確認したのは
ドスパラ 秋葉原本店で、今のところ目立った動きはないとのこと。なお上位モデルのGeForce GTX 1650や、一世代前の上位モデルであるGeForce GTX 1050 Tiとの価格差があまりないことから、店員からは「もう少し安くならないとGeForce GTX 1630搭載モデルは厳しいかも」との声が聞かれた。