セーブデータの送受信から任意実行まで、応用も可能な通信キット
スーパーファミコン版「デザエモン」の隠された通信機能を利用する、PCとの通信ケーブルキット
「転送君Jr. 電子工作キット」が
家電のケンちゃんにて取り扱い開始。技術系サークル「HIROOMIN FACTORY」による同人ハードウェアで、税込2,750円で販売されている。
以前に
“メモリカードもどき”で話題になった、デザエモンの隠された通信機能を利用するアイテムの第2弾。かつてデザエモンの開発補助機材として運用されていたという“幻の通信ケーブル”の「転送君」が再現された。スーパーファミコンのコントローラ端子から「転送君Jr.」を介し、PCに接続することができる。
デザエモンのセーブデータをカセットからPCに転送(ロード)したり、PCからカセットに転送(セーブ)することが可能。セーブデータを改変した場合でもチェックサムの強制更新(チート)ができるほか、特定のアドレスへジャンプしたり、リアルタイムに任意実行が行える。一般的なシリアル通信を用いているため、自作アプリ化して制御することも可能という。
通信キットの完成にははんだ付け工作が必要だが、ショップによれば「工作の難易度は低い」とのこと。ちなみに「転送君Jr.」によるデータ通信は、スペックの低いWindowsタブレットを使用した場合でも、30秒台半ば程度で可能だったという。
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店頭には、以前に入荷した際は“瞬殺”だったという“メモリカードもどき”の「HOZON-KUN 製作セミキット」も再入荷している
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