「Renoir」ベースのAPU
グラフィック機能を内蔵した安価なSocket AM4プロセッサ
「Ryzen 3 4300G」がAMDから登場。本日3月10日より販売が開始されている。
2020年8月に発売されたZen 2アーキテクチャを採用する「Renoir」ベースのAPUで、主なスペックはCPUコアが4コア/8スレッド、L2キャッシュ2MB、L3キャッシュ4MB、ベースクロック3.80GHz、ブーストクロック4.00GHz、グラフィックコア6コア、GPUコア1,700MHzで、
「Ryzen 3 PRO 4350G」と基本的なスペックは全く同じ。
ちなみに「Renoir」ベースの低価格プロセッサとしては、2022年6月に「Ryzen 5 4500」「Ryzen 3 4100」が発売されているが、こちらは内蔵グラフィックス機能が省略されているため、別途グラフィックスカードが必要。
一方、「Ryzen 3 4300G」ではGPUを内蔵しているため、価格がこなれているAMD A520チップセットマザーボードと組み合わせればコストを抑えたPCを構築することができる。
なお取材時点で入荷を確認したのは
パソコンSHOPアーク、
ツクモパソコン本店、
TSUKUMO eX.、
パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店で、販売価格は税込15,800円。