Core i9-13900Kと同等以上のゲーム性能を発揮
3D V-Cache技術により、96MBの大容量L3キャッシュを搭載するAMD(本社:アメリカ)のゲーミングCPU
「Ryzen 7 7800X3D」の国内発売が本日4月14日11:00より開始された。販売価格は税込71,800円。
2023年3月3日に先行で発売が開始されている
「Ryzen 9 7900X3D」シリーズの下位に位置づけられる製品で、64MBのL3キャッシュSRAMを積層させた3D V-Cache技術を採用するCCDのみで構成。Ryzen 7 7700Xに比べるとマルチスレッド性能はやや低めながら、ゲーム性能ではCore i9-13900Kと同等以上のパフォーマンスを発揮する。
またTDPは120Wに設定されているものの、実際の消費電力はRyzen 7 7700Xより控えめ。まさにゲームでの使用をメインで考えているなら最適なCPUと言えるだろう。なお詳細なパフォーマンスについては
こちらの検証記事をあわせて参照していただきたい。
主なスペックはコア数が8コア/16スレッド、動作クロックはベースクロックが4.2GHz、最大ブーストクロックが5.0Hz、L1キャッシュは512KB、L2キャッシュは8MB、メモリはDDR5-5200、最大動作温度は89℃。なおすでに発売中の「X」モデルや「X3D」と同じく、CPUクーラーは別売りになる。