熱烈なファンの要望に応えてプロトタイプを制作
SilverStoneブースで、NECの往年の名機
「PC-9801」シリーズを彷彿とさせるデザインのPCケースを発見した。
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5.25インチFDDベイの部分は上段が5.25インチオープンベイ、下段はフロントI/Oポートのカバーになっている。なおあまりにもいじられすぎて、ロック機構が壊れてしまったという
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担当者によれば、元々はTwitterのエイプリルフールネタとして
ツイートしたもので、製品化の予定はなかったという。しかし、熱烈なファンから製品化を要望する声が多数届けられたことから、同社が得意としているHTPCケースを元に急遽プロトタイプを制作し、COMPUTEX TAIPEI 2023に持ち込んだというワケだ。
反応を聞いたところ、特に「PC-9801」シリーズを知る40代以上のユーザーからは製品化を希望する声が多かったらしい。また今回のプロトタイプでは、本体カラーが白だったことから、より「PC-9801」シリーズに近いアイボリーへの変更や、IBM PC風のデザインになるブラックなどカラーについての意見、「PC-9801」シリーズおなじみの起動音“ピポッ”を再現して欲しいなどの要望が寄せられているという。
なお同社によれば今後は、COMPUTEX TAIPEI 2023で得られたフィードバックを元にブラッシュアップをして、製品化を前向きに検討していくということなので、今後の展開に期待したい。