若干半信半疑ながらもキニナル存在
「COMPUTEX プチ」は、エルミタ現地取材班が「COMPUTEX TAIPEI 2023」会場内外で見つけた”小ネタ”を中心にお届けします。
個性的かつコストパフォーマンスのよいPCケースで知られる
RAIJINTEK。最近の日本市場では露出が減っているものの、COMPUTEX TAIPEI 2023では元気にブースを出展していました。そこで目に留まったのが得意のPCケースではなく、グラフィックスカード用汎用クーラー
「MORPHEUS 8069」です。
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アルミニウムフィンは129枚で構成され、サポートTDPは400Wまで。鏡面仕上げの銅製ベースやφ6mm×12本のヒートパイプを採用する
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日本では未発売ながら、グローバル市場では昨年11月に発売済み。対応GPUはNVIDIA GeForce RTX 3080/3090/3090 Ti、およびAMD Radeon RX 6700/6800/6800 XT/6900XTに加え、新たにGeForce RTX 4090もサポートしているのがポイントです。
担当者に詳しく話を聞くと「GeForce RTX 4090でテスト済みなので問題ナシ。ファンは120mmのデュアル仕様なので基板サイズも254mmに収まる」と自信たっぷり。たしかに「MORPHEUS 8069」を使えば
「ASUS GeForce RTX 4080 16GB GDDR6X Noctua OC Edition」のようなカードが自作できるかもしれません。
ちなみにヒートシンクの厚さは44mm。例えばNoctuaの人気120mmファン「NF-A12x25」を搭載した場合、厚みは70mm以下となる計算で、これは約3.5スロットに相当します。個人的にはGeForce RTX 4090(さすがに不安)よりも、GeForce RTX 4070/4080クラスでデュアルファン化ができたら面白そう。国内販売を待ちたいところです。
(お詫びと訂正)初出時、記事内容の一部に誤りがありました。謹んで訂正させて頂きます(6月5日0:45)