実際の運用には対応ソフトウェアや自作プログラムが必要
地震計開発キット
「EQIS-1」が
家電のケンちゃんにて取り扱いが始まっている。技術系サークル「PRIORIS」による同人ハードウェアで、価格は税込3,850円。工作不要の完成品(LED青およびLED白モデル/税込7,480円)も入荷したが、そちらは即完売となっている。
加速度センサーを使用した、コンパクトな地震観測機器を自作できる工作キット。Seeed XIAOシリーズに使用可能な加速度・ジャイロセンサー基板と適合する専用ケースがセットになっており、マイコンのSeeed XIAO RP2040と0.96型有機ELディスプレイを追加購入して組み立てることで完成する。
製品にはXIAO 6DoF Extension基板×1、ロープロファイルピンヘッダ×2、ロープロファイルソケット×1、基板固定用ネジ、専用ケース、専用ケース用ネジで構成。ショップによれば「工作の難易度はそれほど高くない」とのこと。接続インターフェイスはUSBで、本体側端子はUSB Type-C。
なお本製品はソフトウェア開発者向けのため、震度の計算や表示を行うソフトウェアは含まれていない。実際に地震観測機器として運用する場合は、対応するオープンソースのソフトウェアまたは自作のプログラムを書き込む必要がある。