上下どちらでも設置できるコンパーチブル仕様
Cooler Master Technology(本社:台湾)のブースレポート第2弾は、同社初のピラーレスPCケース
「NCORE 600 PRESTIGE」をお届けする。フロント、左サイドに加え、右サイドの約3分の1にも強化ガラスを採用し、広々としたケース内を見渡すことができる。
またパノラマビューの向きを変えられるよう、上下どちらでも設置できるコンパーチブル仕様も大きな特徴。机上の左隅に設置する場合は通常の上向きに、右隅に設置する場合は下向きにすると言った使い方ができる。
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通常の上向きに設置した場合、パノラマビューの方向は右側になる
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「NCORE 600」のためややわかりにくいが、下向きに設置した場合、パノラマビューの方向は左側になる
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さらにマザーボードトレイの脇には「ROTABLE SIDE FAN BRACKET」と呼ばれるブラケットを装着可能。ブラケットは角度調整に対応しており、グラフィックスカードなどへのエアフローを改善することができる。
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「NCORE 600」では、ゴールドの縁取りがなくなっている他、フロントパネルのI/Oパネルのカラーもブラックに変更されている
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なおバリエーションモデルとして、フロントパネルを通常パネルに変更し、ゴールドの縁取りなどを省略した低価格モデル
「NCORE 600」もラインナップする。
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ピラーレスケースの廉価モデル「MASTERBOX 500 PRISMA」も展示されていた。右下にはLEDによる文字を表示するギミックが搭載されているが、製品版ではなくなる可能性もあるとのこと。発売時期は未定で、価格は90ドル前後を想定している
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いずれも現時点で詳細スペックは明らかにされていないものの、順調であれば年内にもグローバル市場向けに発売が開始される予定。価格は「NCORE 600 PRESTIGE」が210ドル前後、「NCORE 600」が180ドル前後になる見込み。