ウォーターブロックにはシステム情報表示のIPS液晶を搭載
Lian Liブースにおける水冷製品のニューカマーは、“チューブレス”を謳う設計を採用したオールインワン型水冷ユニットの
「HYDROSHIFT LCD AIO」だ。
“初のチューブレス仕様”を謳う「HYDROSHIFT LCD AIO」の特徴は、目隠しプレートにより可能な限りチューブの露出を抑えた設計にある。ファン側面を這わせたチューブをL字型の目隠しプレートでカバーしつつ、ソケットのすぐ上方向から取り回すことで、チューブのほとんどを露出させずに済む。背面コネクタ仕様のマザーボードやピラーレスケースと組み合わせるにはピッタリな構造だ。
また、ウォーターブロックには2.88インチのIPSディスプレイ(480×480/500nits)を搭載。CPU温度やメモリ使用率など、システム情報をリアルタイムに表示できる。
シリーズはいずれも360mmサイズで構成され、ファンが光らない
「HYDROSHIFT LCD 360S」とRGBファン搭載モデル
「HYDROSHIFT LCD 360RGB」、大風量・高静圧の「UNI FAN TL 120」を搭載した
「HYDROSHIFT LCD 360TL」をラインナップする。
想定売価は「HYDROSHIFT LCD 360S」が約180ドル、「HYDROSHIFT LCD 360RGB」が約200ドル、「HYDROSHIFT LCD 360TL」が約260ドル。代理店によれば、国内向けには7月の発売を予定しているとのこと。