デュアルファン仕様のメモリクーラーも展示
COMPUTEX TAIPEI 2024のTeamブースでは、メモリ関連の製品を中心に展示が行われていた。今回はその中からAI向けメモリ
「T-CREATE EXPERT Ai CKD DDR5」を中心に、注目のアイテムを紹介していこう。
「T-CREATE EXPERT Ai CKD DDR5」は、クリエイター向け「T-CREATE」シリーズに属するDDR5メモリの新製品。AI処理向けに最適化された製品で、最高クロック7,200MHz、57.6GB/sという広い帯域幅に加え、低レイテンシ駆動に対応。Teamの社内テストでは、6,400MHzの製品で5,600MHzのスタンダードなメモリより、レイテンシは15%も短縮できたという。
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カラーはブラックとホワイトの2色がラインナップする
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ASUS ProArtシリーズのパーツが使用された「T-CREATE EXPERT Ai CKD DDR5」のデモ機。デザインコンセプトも似ていることから、国内市場ではProArtシリーズにマッチするメモリとして訴求していくとのこと
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またメモリチップには厳格な基準によりスクリーニングした高品質なチップを採用。さらにCKDやトップに通気孔を備えたアルミニウム製ヒートシンクを搭載することで、長時間高負荷が続く処理を実行しても安定して動作する。なお現時点で発売日は未定で、24GBや48GBのノンバイナリメモリモジュールも用意される。
2mm厚のアルミニウムヒートシンクを搭載するゲーミングDDR5メモリ
「T-FORCE XTREEM DDR5」には、新色としてホワイトとピンクが新たに追加。動作クロックも最高8,600MHzまで引き上げられる予定ということで、オーバークロッカーにもオススメとのこと。
そしてオーバークロックメモリを使用する際に便利なメモリ用クーラーも準備中。マザーボード用スタンドオフを使って固定する仕組みで、カバーには7,000rpmの40mmファンが2基実装されている。
ちなみにカバー部は上部への移動や回転ができるため、風を当てる方向を調整したり、メモリ以外のスポット冷却にも使用できる。本体サイズは幅61mm、長さ120mm、高さ20mmで、対応メモリの高さは94mm未満。なおこちらも現時点で発売日や価格は未定。