専用ユーティリティで出力や温度のモニタリングが可能
Cooler Master Technology(本社:台湾)ブースで、80PLUS PLATINUM認証を取得した容量3,000Wのモンスター電源ユニット
「X MIGHTY PLATINUM 3000」が出展されていた。
急速に普及が進むAIシステムを強く意識した製品で、ATX 3.1/PCI Express 5.1規格に準拠。また最大600Wまでの電力を供給できる12V-2x6コネクタを4基搭載し、最大4台のGeForce RTX 4090をこれ一台で動作させることができるという。
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最大600Wまでの出力に対応する12V-2x6コネクタを4基搭載
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さらに本体にはモニタリング用のUSBポートも用意され、Cooler Masterオリジナルユーティリティ「MasterCTRL」を使えば、電源ユニットの温度や負荷状況などをリアルタイムに監視できる。
当然ながら使用するには200V以上の電源が必要になるため国内で個人ユーザーが使用するにはハードルが高いが、企業でローカルなAIシステムを構築する際には重宝するだろう。なお現時点で発売時期や価格は未定だが、担当者によれば国内でも法人向けに取り扱いを検討したいとのこと。
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「X MIGHTY PLATINUM」シリーズには容量2,000Wの「X MIGHTY PLATINUM 2000」もラインナップ。こちらはすでにグローバル市場向けには出荷が開始されている
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