タッチ液晶を備えた超小型のLoRa端末も同時に入荷予定
長距離無線通信技術でセンサーのデータなどを送受信できる、LILYGOブランドのポケットPC
「T-Deck Plus」のサンプルがShigezoneに入荷。10月中旬の販売を予定しており、現在予約を受け付けている。価格は税込13,900円。
往年のBlackBerryのような外観が特徴のポケットPC。4Gや5Gのようなモバイル通信ではなく、長距離無線通信技術のLoRaでデータを送受信できる。
LoRaソリューションは音声データや画像ではなく、主にIoTデバイスのセンサーデータなどを送受信するための低消費電力な長距離通信技術。モバイル通信網がない場所でも使用可能なほか、端末を中継してさらに別の端末にデータを送ることもできる。なお、通信距離は見通しで最大20km程度とされる。
2.8インチ液晶や物理キーボードを搭載し、MCUはデュアルコアのESP32-S3FN16R8、メモリ8MB、16MBフラッシュ、バッテリ、GPSモジュールなどを内蔵。2.4GHz Wi-FiおよびBluetooth LEにも対応する。
また、同じくLILYGOブランドのLoRa端末
「T-Display-S3」も税込7,800円で販売予定で、現在予約を受付中。こちらは1.9インチサイズのタッチディスプレイを搭載している。