第2世代3D V-Cache技術により動作クロックが向上
その登場を心待ちにしていた人も多いであろう、AMDの最新ゲーミングCPU
「Ryzen 7 9800X3D」の発売が、予定通り本日11月15日(金)11:00よりスタートした。販売価格は税込86,800円。
コアアーキテクチャはZen 4からIPCが最大16%向上したZen 5で、大容量キャッシュをCCDの下側に配置する
「第2世代3D V-Cache技術」を採用。発熱の大きいCCDとヒートスプレッダが接触することで冷却効率が改善しており、これまでの3D V-Cacheモデルに比べて動作クロックが大きく引き上げられている。
これにより、もともと得意としていたゲーム性能はもちろん、やや苦手にしていたマルチスレッド性能も向上しており、隙のないCPUに仕上げられている。実際、発売日が決まってからは各ショップに多くの問い合わせがよせられており、店員からも購入したいという声が複数聞かれた。
取材時点で入荷を確認したのは
パソコンSHOPアーク、
オリオスペック、
ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館、
ツクモパソコン本店、
TSUKUMO eX.、
ドスパラ秋葉原本店、
パソコン工房 秋葉原パーツ館で、各ショップともそれなりの数を確保している。ただし、予想以上に反響があることから
「即日完売する可能性もある」とのこと。
なおRyzen 7 9800X3Dのパフォーマンスについては以下の詳細レビューをあわせて参照いただきたい。