連続6時間駆動に対応する大容量バッテリ内蔵
重要なデータのバックアップや共有の手段に、NASを活用している人は多いのではないでしょうか。そんなNASを外出先から利用できる便利なアイテム
「PocketCloud」のプロジェクトが、Kickstarterにて開催中です。
幅153mm、高さ93mm、厚さ27mmのコンパクトサイズながら、3,200mAh×2の大容量バッテリを内蔵し、最大6時間の連続駆動が可能。無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)を経由して、M.2スロットに内蔵したSSDをNASとして使えるようになります。
USBポートやSDカードスロットも用意されているため、ノートPCに直接接続してUSBストレージとしてアクセスしたり、USBメモリやSDカード内のデータをSSDにバックアップするといった使い方もできます。
また2.5ギガビットLANポートを搭載したドッキングステーションが用意され、自宅では据え置き型NASに変身。さらにドッキングステーションにもM.2スロットが用意され、ポータブルNASを接続すると、自動的にNASのデータがドッキングステーションのSSDにバックアップされます。万が一ポータブルNASのSSDが壊れてしまった場合でも安心です。
そしてM.2 SSDを使う上で心配な発熱対策も万全。筐体は放熱性に優れるアルミニウムで、冷却用のファンも標準装備。100GBを超える大容量ファイルをコピーた場合でも、サーマルスロットリングは発生しなかったそうです。
そんな「PocketCloud」ですが、すでに450人を超える支援を受けてプロジェクトは成立しています。締め切りは5月15日で、本体のみは199ドルから、ドッキングステーションとのセットモデルは289ドルから購入することができます。なお製品の配送は2025年8月になる予定です。