CPUは24コアのCore Ultra9 285Tまで対応
Mini-ITXフォームファクタを採用するオリオスペック(本社:東京都千代田区)の小型ファンレスPC
「FC8 Fanless Silent」に、Core Ulta 200Sシリーズを採用する最新モデル
「FC8 Fanless Silent 15th」が登場した。カラーはブラックとシルバーの2色で、すでに受注開始。基本構成売価は税込212,300円。
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PCケースはアルミニウム製のStreacom「FC8」を採用。質感は良好でリビングルームに置いても違和感のない高級感のある仕上がりだ
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PCでオーディオを楽しむユーザーをターゲットにした製品で、PCケースにはCPUから発生した熱を4本のヒートパイプを使って側面の大型ヒートシンクに移動して冷却するStreacom「FC8」を採用。また電源ユニットは「Mini-Box picoPSU-160-XT」と192WのACアダプタを組み合わせることで完全ファンレス駆動に対応する。
なお「FC8 Fanless Silent 15th」では、マザーボード上にあるVRMヒートシンクを回避するため、ヒートパイプの高さを調整するサーマルライザーブロックが新たに追加されている。
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VRMヒートシンクを回避するためサーマルライザーブロックを採用。側面の大型ヒートシンクを使ってCPUを冷却する仕組み
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基本構成のCPUはCore Ultra 5 245Tで、Core Ultra 7 265TやCore Ultra 9 285Tへのアップグレートが可能。マザーボードはASRock「B860I WIFI」(Intel B860)、メモリはDDR5-5600 16GB(16GB×1)、ストレージはNVMe M.2 SSD 1TB(Crucial T500)で、メモリやストレージのカスタマイズにも対応する。
その他、ネットワークは2.5ギガビットLAN、ギガビットLAN、Wi-Fi 6E、拡張スロットはPCI Express 5.0(x16)×1を搭載し、ロープロファイルの拡張カードを増設できる。ただし、発熱が多いためグラフィックスカードの増設はオススメしていない(店員談)とのこと。
外形寸法は幅240mm、奥行き250mm、高さ100mmで、OSはオプション扱い。製品保証は1年間の持ち込み修理保証が提供され、納期は注文後7~10日前後になる。