LGA-7529対応マザーボードや専用水冷ユニットも販売中
Intelのデータセンター向けCPU、
「Xeon 6960P」がオリオスペックに入荷。組み込みの条件付きで、販売がスタートしている。
開発コードネーム“Granite Rapids”こと「Xeon 6900 P」シリーズは、モデリングやCAE、生成系AI、ディープラーニング、推論処理など、負荷の高いワークロード向けに設計。Pコアのみを採用しているのが特徴で「Xeon 6960P」は72コアとなっている。
主なスペックは、L3キャッシュは最大432MB、メモリチャネルは12ch、動作クロックはDDR5なら6,400MHz、MRDIMMなら8,800MHzまで。PCI Expressレーンは96レーン、TDPは最高500Wで、デュアルCPU構成をサポートする。
入荷を確認したオリオスペックでは「Xeon 6960P」を搭載するサーバーPCが販売されている。シングルCPU仕様で、マザーボードにはLGA 7529対応のGIGABYTE「MA34-CP0」(税込315,700円)を採用。DYNATRONのLGA 7529対応1Uサーバー用水冷クーラー「7529-CF」(税込59,800円)をAlphacool製のサーバーケース「ES 4U」に組み込んだ。
なお、CPUの価格は組み込みが前提のため非公開。さらにPC本体の価格も、取り寄せとなる構成パーツの価格次第だけに「応相談」とのこと。