飛行速度が1m/s以下、サイズが2~20mmの蚊を識別して退治
これからの季節に増えてくる厄介な蚊を自動迎撃してくれる、画期的な防空システム
「Photonmatrix」のプロジェクトがIndiegogoで開催中です。蚊が苦手という人は多いようで、プロジェクトの終了までまだ40日以上あるにも関わらず、すでに目標金額の600%以上の支援を受けてプロジェクトは成功しています。
蚊の識別にはレーザー光を照射して、その反射光の情報をもとに対象物までの距離や対象物の形などを計測するLiDAR技術を採用。わずか0.003秒で、飛行速度が1m/s以下、サイズが2~20mmの蚊を識別し、レーザーを照射して退治することができます。
ちなみにイエバエのような高速に飛翔する虫は苦手ですが、飛ぶスピードが遅いサシチョウバエやショウジョウバエなどは、蚊と同様に退治ができるということです。
また安全性にも配慮しており、蚊よりもはるかに大きな物体が検知範囲に入ると、システムは迅速かつ正確に識別してレーザー照射を控えるため、人はもちろん、ペットや鳥などを攻撃する心配もありません。
製品ラインナップは最大スキャン距離3m、防空エリアが7㎡/20㎥の
「Basic Edition」と、最大スキャン距離6m、防空エリアが28㎡/80㎥の
「Pro version」で、筐体はIP68準拠の防水・防塵仕様のため屋外でも使用することができます。
そんな「Photonmatrix」ですが、現在「Basic Edition」はSuper Earlybird価格36%割引の3,500香港ドル(約64,200円)、「Pro version」はEarlybird価格33%割引の4,694香港ドル(約86,100円)から購入することができます。ちなみに製品の発送は2025年10月中予定のため、本格的に力を発揮するのは来年になりそうですね。