バーチャルとリアルを融合した展示
世界最大級のメタバースイベント
「バーチャルマーケット2025 Summer」から派生したXR体験型リアルイベントとして、2025年7月26日(土)・27日(日)の両日に開催されている
「VketReal 2025 Summer」に出展したインテル。ブースに裸眼で3D表示ができるディスプレイを持ち込んで、バーチャルとリアルを融合した展示を行った。
2014年にOculus版が、2017年にSteam版が登場した「VRChat」。アバターを介して世界中の人と自由に交流できること、さらに多種多様なワールドやミニゲームなどから順調に利用者が増えており、代表的なソーシャルVRプラットフォームとして注目されている。
そんな「VRChat」をベースにした「バーチャルマーケット」では、メタバース上に作られた会場を仲間と散策したり、ショッピングを楽しむことができる。さらにVRクリエイターの作品を発表する場としての側面もあり、クリエイターを支援するBlue Carpet Projectを展開しているインテルもバーチャル世界を創造してきたクリエイターとともに”チームインテル”を結成してブース出展を決めたとのこと。
「インテルPCマイスター相談所」では、マザーボードメーカー各社のPCマイスターがアバター姿で登場。画面通して、まるで目の前にいるかのように自作PCについて相談や質問ができるというもの。
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GIGABYTE川村直裕氏のアバター。向こうからは参加者の顔がカメラで確認でき、マイクを通して実際に会話ができる
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初日の26日(土)は、12:30からの1回目はGIGABYTE川村直裕氏が、15:30からの2回目はASRock原口有司氏が登場し、「ゲーミングPCのグラフィックスカードの選び方」や「VRChatを快適に動作させるにはどうすればいいか」など、イベント参加者からの質問に丁寧に回答していた。
なお明日27日(日)は、12:30からの1回目がASUS市川彰吾氏、15:30からの2回目はMSI中島悠太氏が登場する予定。直接メーカーの担当者と話ができる貴重な機会なので、気になる人はイベントに足を運んでみるといいだろう。
また「インテルPCマイスター相談所」以外の時間は、バーチャルマーケット内のインテルブースを実際に体験できる
「Vマド in Vketリアルインテルブース」を開催。裸眼3Dディスプレイのお陰で、VRゴーグルのような特殊なデバイスを使うことなくメタバース内を散策できる他、バーチャルマーケット内で参加しているユーザーと交流することができる。
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「VketReal 2025 Summe」の会場からバーチャルマーケット内のインテルブースにアクセスが可能
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さらにインテルが監修のカスタムPC認定講座「インテルPCマイスタープログラム」のお試し企画として、マザーボードやカスタムPCの間違い探しも行われていた。
その他、会場ではアバターと会話しながら商品が購入できる自動販売機や、VRChat上で行われるボクシングゲーム、VRChatから操作するロボット、VRと連動したスロットなどのデモが行われていたので画像で簡単に紹介しておこう。
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最高気温34℃の厳しい暑さだったが各ブースとも盛況。地下1Fの「チケットゾーン」は入るまでに約3時間待ちという長蛇の列ができていた
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VRChat上で行われるボクシングゲーム「VRC BOXING」
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アバターと会話しながら購入できる自動販売機のデモ。上部のディスプレイに表示される映像はアバターの他、AIでの稼働も可能とのこと
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VRChatから操作するロボットのデモも行われていた
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VRヘッドセットで見える映像と連動したスロット
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