トッピングマシマシな、その名も「東京冷麺」を食す
毎日アキバでごはんを食べているショップ店員が通う、気になるお店にお邪魔する「秋葉原のおいしいごはん」。今回は末広町の路地裏で営業している、冷麺の専門店
「東京冷麺」に行ってきます。
場所は秋葉原と御徒町駅のちょうど真ん中くらい。「盛岡仕込みの本格冷麺を東京スタイルで」と謳う、
昨年の12月末にオープンしたお店です。麺類のお店にあふれる秋葉原界隈でも、冷麺専門のお店というのは珍しいですね。
かつて飲み屋だった建物を居抜きで使っていると思われる店内は、カウンターのみ7席。来店がスキマ時間の15時半頃とあって、先客は一人のみと空いていました。(席数も少ないので)落ち着いて食べたいならピーク時間を避けて来店した方がいいでしょう。
ちなみに注文スタイルは、意外にもスマホを使ってのモバイルオーダー。注文しながら卓上をチェックすると、ゴマのほか一味や、酢、ごま油、レモン果汁などに加え、割り箸の入った引き出しが配置。水はカウンターの上にセルフの氷水が置いてありました。
メニューは基本の冷麺をベースに、トッピングの種類に応じて「おろし冷麺」や「梅しそ冷麺」、「豚しゃぶ冷麺」などのバリエーションが様々存在している感じ。今回注文したのは、それらのトッピングがほぼ全部のせになっている店名そのままな
「東京冷麺」(1,300円)。迷ったらコレでOK的な、分かりやすいメニューだと思います。
なお、他にも担々冷麺やカレー冷麺、内容量2kg超という大食いメニュー、メチャ辛そうな「死神冷麺」など、専門店らしくラインナップはかなり豊富です。
待つこと注文から10分足らずで、カウンター越しに「東京冷麺」を受け取ります。梅しそ・大根おろし・豚しゃぶ・カクテキ、さらにデフォルトの付け合せになっている卵がのった冷麺は、見た目にも実に美味しそう。ちなみに卵は、注文時に生卵・ゆで卵・温泉卵(無しも選択可)から選べます。
さて、早速ほんのりピリ辛な琥珀色のスープをひとすすり。辛いものがそれほど得意ではない自分でも全然OKなマイルドさで、辛さを気にせずすっきり飲める味でした。カクテキはちょい辛めですが、他の具材や麺と一緒に食べれば気になりません。
そして盛岡から取り寄せているという麺は、コシがかなり強め。弾力があって食べごたえがあり、何よりのど越しの良さが抜群にイイ!氷水でキッチリ締めて提供されるので、微妙に夏バテ気味ながらスルスル食べられました。
なお営業時間が11:00~17:00(L.O.16:30)と、お昼営業のみで閉店が早めという点は少々ネック。ただ冷麺好きな人なら、中央通り界隈からちょっと遠出して通う価値は大いにあると思います。