PC前面に入力端子を引き出せる5インチベイ用アダプタユニットが同梱
多彩な端子の映像とアナログ音声入力に対応したPCI Expressキャプチャカード
「SC400N1-L HDV EX」がマイコンソフトから発売。KVClab.にて税込66,000円で販売されている。
非圧縮のRGB4:4:4でキャプチャ可能なほか、劣化なしの可逆圧縮でもキャプチャできるPCI Express接続のキャプチャカード。ショップによれば「一般人はここまで求めなくてもいいというレベルの高機能モデル」ながら、「数年前から発売を待っていた人が多く好調に売れており、早速次回分の発注を入れたところ」と、店頭では初回分がほぼ完売になっている。
ソフトウェア方式のキャプチャカードで、CPUやGPUのエンコード支援を利用して映像を1,080pのH.264方式で録画する。RGB方式で映像を表示・録画できるRGBモード、一般的なYUY2モードを搭載。また、5インチベイにマウント可能な拡張接続アダプタユニット「XBAY-1」が同梱され、各入力端子をPC前面に引き出すことができる。
入力はデジタルRGBがDVI-D/HDMI(変換コネクタおよびXBAY-1使用)、アナログRGBがDVI-A/D-Sub(変換コネクタおよびXBAY-1使用)/21pin RGBマルチ端子(XBAY-1使用)、コンポジット・ビデオがRCA端子(複合変換ケーブル使用)、SビデオがS端子(複合変換ケーブル使用)、コンポーネントビデオがコンポーネント端子(複合変換ケーブル使用)/D端子(XBAY-1使用)、アナログ音声はRCA端子(複合変換ケーブル使用)に対応する。
接続インターフェイスはPCI Express 2.0(x1)に対応。ロープロファイルもサポート(ブラケット同梱)しているが、搭載時は2スロット分を使用する。
また、この手のキャプチャカードはIntel CPUおよびチップセット搭載環境での動画が前提ながら、「SC400N1-L HDV EX」ではRyzen以降のAMD CPUでも動作確認済み。ただしRyzen環境での相性で動作しない場合は保証対象外とのこと。