超小型基板に高性能プロセッサ、広範なインターフェイスを実装
産業向けの組み込み製品を手がけるKontronから、超小型のSoM(システムオンモジュール)
「SOM-SL i.MX8M Mini」がリリース。30×30mmの基板にクアッドコアSoCを実装、大規模IoTネットワーク向けセキュリティデバイスなどへの使用が想定されている。
Cortex-A53+Cortex-M4ベースのモジュールで、LPDDR4 1GBメモリ(最大4GB)、2MBのNORフラッシュ、8GB eMMC(最大164GB)を実装。OSは組み込みLinux(Embedded Linux)を搭載する。
インターフェイスはギガビットイーサネット、USB2.0 OTG×2、UART×4を接続可能。また、拡張規格はディスプレイ接続用のMIPI DSI、カメラ用MIPI CSI-2をサポートしている。5V DC電源で動作、適用温度範囲は-25~85℃とされる。