コンパクトながら拡張性・インターフェイスが充実した第9世代Core搭載モデル
Kontronの産業向け組み込みPC「Embedded Box-PC」シリーズから、キューブ型の新モデル
「KBox B-202-CFL」がリリース。Mini-ITXフォームファクタを採用する製品で、小型ながら十分な拡張性を備えている。
CPUは第9世代Core i7/i5/i3を搭載し、メモリスロットは最大32GBを実装できるSO-DIMM×2。ストレージはM.2スロット×2と2.5インチベイ×2を備え、最大4台を組み込める。
また、PCI-Express3.0(x16)とPCI-Express3.0(x8)の拡張スロットがあり、フルハイトのグラフィックスカードの増設が可能。搭載カード次第にて、ハイエンドの画像処理や人工知能、機械学習などのアプリケーションに対応する。
そのほか、デュアルギガビットLANをはじめ、インターフェイスが充実。USB3.1 Gen.2×2、USB3.1 Gen.1×4、USB2.0×4、RS232などのシリアルポートを搭載。画面出力はDisplayPort1.2×1、DVI-D×1を備えている。
外形寸法は幅190mm、奥行き190mm、高さ120mm。筐体内には、最大騒音34dBAの静音ファンが内蔵されている。