コア数、消費電力とも増加した新CPU向けに電源回路も強化
Comet LakeことIntelの新メインストリーム向けCPU、第10世代Coreシリーズに対応する、Intel Z490チップセット採用マザーボードがASUSから。ラインナップは、オーバークロッカー/ゲーマー向けのプレミアムモデル「ROG MAXIMUS」、ゲーマー向け「ROG STRIX」、高耐久なゲーマー向け「TUF GAMING」、汎用向けのスタンダードモデル「PRIME」、クリエイターに特化した「ProArt」の5シリーズが用意される。
いずれもTDPが125Wへと引き上げられた第10世代Coreシリーズの安定動作を可能にするため、MOSFETにDr.MOSを実装した高効率電源回路を搭載。さらに上位モデルでは、応答遅延の大きいフェーズダブラーを使用しない「Teamed Power Arcitecture」や、低発熱で安定性に優れる「ProCool II Power Connector」による8pinx2の補助電源コネクタ、ヒートパイプや水冷機能を備えた大型ヒートシンクを実装する。
またインテリジェント機能として、システムを動的に判断してCPUの性能を最大限に引き出すことができる「AI Overclock」に加え、高負荷時に一貫したCPU温度を維持しながらファンの回転数を調整する「AI Cooling」と、リアルタイム監視データやビッグデータを元にネットワークを最適化する「AI Networking」が追加された。
さらにネットワーク機能は多くのモデルでIntel I225-Vによる2.5ギガビットLANとIntel Wi-Fi AX201による高速無線LAN機能を標準装備。上位モデルではAQtion「AQC107」による10ギガビットLANも実装され、非圧縮の4Kビデオストリーミングや、従来よりはるかに高速なデータバックアップ、ファイル転送が可能になる。
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ROG MAXIMUS XII EXTREME
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「ROG MAXIMUS」シリーズのラインナップは、90A Dr.MOSの16フェーズ電源とE-ATXフォームファクタに対応する
「ROG MAXIMUS XII EXTREME」を筆頭に、ATXフォームファクタの
「ROG MAXIMUS XII APEX」「ROG MAXIMUS XII FORMULA」「ROG MAXIMUS XII HERO (Wi-Fi)」の計4モデル。
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ROG STRIX Z490-E GAMING
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「ROG STRIX」シリーズのラインナップは、ATXフォームファクタが
「ROG STRIX Z490-E GAMING」「ROG STRIX Z490-F GAMING」「ROG STRIX Z490-A GAMING」、MicroATXフォームファクタが
「ROG STRIX Z490-G GAMING (WI-FI)」「ROG STRIX Z490-G GAMING」、Mini-ITXフォームファクタが
「ROG STRIX Z490-I GAMING」の計6モデル。
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TUF GAMING Z490-PLUS (WI-FI)
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「TUF GAMING」シリーズのラインナップは、ATXフォームファクタの
「TUF GAMING Z490-PLUS (WI-FI)」「TUF GAMING Z490-PLUS」の計2モデル。
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PRIME Z490-A
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「PRIME」シリーズのラインナップは、ATXフォームファクタが
「PRIME Z490-A」「PRIME Z490-P」、MicroATXフォームファクタが
「PRIME Z490M-PLUS」の計3モデル。
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PROART Z490-CREATOR 10G
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「ProArt」シリーズのラインナップは、ATXフォームファクタの
「PROART Z490-CREATOR 10G」のみ。なお実際に国内発売される製品の価格やスペックについては、判明次第お伝えする予定だ。