Intelが牽引するWi-Fi事業を大幅に補完
Intelより、ゲーマー向け「Killer」ブランドなどネットワークテクノロジーを手がけるRivet Networks(本社:アメリカ テキサス州)の買収が発表された。買収に関わる金銭的な条件などは公開されていない。
IntelとRivet Networksは、Wi-Fi 6対応モジュールの
「Killer AX1650」を共同開発するなど、近年緊密な関係を築いてきた。今回の買収により、Rivet Networksのチームは、Intelのクライアントコンピューティンググループ内のワイヤレスソリューショングループに参加。Killerブランドを含むRivet Networksの主要製品は、IntelのPC向けWi-Fiポートフォリオに統合される。
同部門におけるバイスプレジデント兼GMのChris Walker氏によれば、「今日の家庭には11以上のWi-Fi対応デバイスがあり、ネットワーク全体におけるトラフィックの90%以上がWi-Fiベースである」という現代のネットワーク事情を解説した上で、今回の買収の意義を「PCプラットフォームにおける既存のWi-Fi製品を大きく補完するもの」と語っている。