従来比2倍の6m範囲をサポート、深度・カラー相関や奥行き認識も改善
Intelの深度カメラ「RealSense」シリーズの最新モデル
「RealSense Depth Camera D455」がリリース。前世代の「D400」カメラから使用範囲が2倍に拡張、より高精度になり開発の選択肢が拡大した。
使用範囲が6mに拡張され、視野を犠牲にすることなく従来比2倍の精度を実現している。さらに深度センサーとRGBセンサーの視野を一致させることで、深度とカラーポイントの相関が改善。IMUも統合され、あらゆる動作環境で奥行きの認識が向上した。
また、新しい深度カメラは様々な照明条件で機能するため、屋内と屋外の両方のアプリケーションに対応。ロボットが周辺をスキャンして障害物を回避するなど、使用環境に依存しない自律移動に使用できる。
なお、従来のIntel RealSenseデバイスと同様に「SDK 2.0」を利用可能。既存のコードベースを活用することで、容易に運用中の深度カメラからアップグレードできる。