第11世代Coreプロセッサと連携する「Deep Link」搭載
Intelから、スリムノートPC向けのディスクリートGPU
「Iris Xe MAX Graphics」が登場した。
ベースとなるのは、第11世代Intel Coreプロセッサに内蔵されているIris Xeで、バスインターフェイスはPCI-Express4.0(x4)、EU数は96基、動作クロックは1,650MHz、メモリバス幅128bit、メモリクロックは4,267MHz、メモリ帯域幅68GB/sec。
また第11世代Intel Coreプロセッサと連携して動作する「Deep Link」機能を搭載。「Iris Xe MAX Graphics」がアイドル状態の場合、すべての電力および熱リソースをCPU専用に割り振ることができ、CPU性能を最大20%も引き上げることができるという。
搭載ノートPCの第1弾は、Acer「Swift 3x」、ASUS「VivoBook Flip TP470」、DELL「Inspiron 15 7000 2 in 1」の3モデルがラインナップ。またIntelでは、Xe-LPをベースにしたデスクトップ向けグラフィックスカードを2021年前半よりOEM向けに出荷予定。さらに2021年中にはサーバー向けGPUも提供する予定だ。