4インチ角の超小型マザーボードも同時発表
Zen 2アーキテクチャを採用する、組み込み向けプロセッサ
Ryzen Embedded V2000シリーズを搭載する小型ファンレスPC。製品ラインナップは8コア/16スレッドのRyzen Embedded V2718を採用する
「iBOX-V2000M」と、6コア/12スレッドのRyzen Embedded V2516を採用する
「iBOX-V2000V」の2モデル。
いずれも筐体はアルミニウム製で、トップと両側面にヒートシンクを備えることで、ファンレスでも安定した動作が可能。またHDMI2.0ax1、DisplayPort1.4×1に加え、DP Alt Mode対応のUSB3.2 Gen.2 Type-Cを2基備え、内蔵のRadeonグラフィックスによる4画面同時出力が可能だ。
主なスペックはメモリスロットはDDR4-3200 SO-DIMMx2(最大64GB)、ストレージはSATA3.0(6Gbps)x1、M.2 2280×1で、ネットワークはRealtek RTL8125BGによる2.5ギガビットLANと、Realtek R811FPVによるギガビットLANを搭載。またワイヤレスカード用のM.2 2230スロットも備える。
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4X4-V2000シリーズ
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その他、フロントインターフェイスはUSB3.2 Gen.2 Type-Cx2の他、USB3.2 Gen.2x2、USB2.0x2、COMx1、オーディオx1、リアはUSB2.0x2。外形寸法は幅171.8mm、奥行き109.45mm、高さ50.05mm、重量1.6kg。また「iBOX-V2000」シリーズに内蔵されているマザーボードとして、4インチ角の
「4X4-V2000」シリーズも同時にリリースされている。