他社に先駆け対応BIOSの提供開始
ASRockは、AMD B450チップセットを採用するマザーボードについて、
Ryzen 5000シリーズに対応するBIOS提供の開始を発表した。
もともとAMDが正式にRyzen 5000シリーズへの対応を謳っているチップセットは、AMD 500シリーズのみ。AMD 400シリーズについては、各マザーボードメーカーへと対応が委ねられていた。さらにBIOSの提供時期も2021年1月ころからとアナウンスされていたが、ASRockでは他社に先駆け提供を開始することにしたようだ。
そこで早速
「B450M Pro4」のBIOSをアップデートして動作を確認してみたところ、フラッグシップモデルRyzen 9 5950Xが動作することを確認した。負荷テストなどはまだ実施していないが、CPUコアの認識やXMPメモリの動作にもいまのところ問題はみられなかった。
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「B450M Pro4」のBIOSをP4.60にアップデートしたところ、Ryzen 5 5950Xが問題なく認識
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OS上からはしっかりと物理16コア、論理32コアのCPUが認識している
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なお今回BIOSのアップデートによって対応が謳われているのは以下の全15モデル。なおそのうち12モデルについては、原稿執筆時点ですでに
こちらのサイトで提供が開始されている。
実際に「B450M Pro4」のBIOSをアップデートし、動作確認した内容を追記しました(13:55)