GeForce RTX 3060のハッシュレートは約50%低減
ビットコインの急騰に伴うマイニング需要の高まりに合わせて、NVIDIAはマイニング向けに最適化したGPU
「CMP HX」シリーズを発表した。
製品ラインナップはイーサリアムハッシュレート26MH/s、定格電力125W、メモリ容量6GBの
「30HX」、36MH/s、185W、8GBの
「40HX」、45MH/s、250W、10GBの
「50HX」、86MH/s、320W、10GBの
「90HX」の4モデル。
その他詳細スペックは現時点で明らかにされていないが、1つのCPUで多くのGPUを制御できるようエアフローを最適化したブラケットを採用しているとのこと。なお発売は「30HX」「40HX」が2021年第1四半期、「50HX」「90HX」が2021年第2四半期で、搭載モデルはASUS、Colorful、EVGA、GIGABYTE、MSI、Palitなどから登場する予定だ。
また2月25日に発売が開始されるGeForce RTX 3060では、仮想通貨マイニングのアルゴリズム固有の属性を検知してハッシュレートを制限する機能が搭載され、仮想通貨のマイニング効率はおよそ50%低減することも同時にアナウンス。
これにより、マイニング用途でのGeForce RTX 3060の購入を抑制し、より多くのゲーマーが入手できるようになる。なお「CMP HX」シリーズはゲーマー向け仕様を満たしておらず、発売によってGeForce GPUの供給に影響はないとのこと。