バグレポートツールや最小インストール機能も追加
定期的なマイナーアップデートに加え、年に1回大規模アップデートを実施しているAMDのグラフィックスドライバ「Radeon Software Adrenalin」。その最新バージョン
「Radeon Software Adrenalin 21.4.1」が正式リリースされた。
「Radeon Software Adrenalin 21.4.1」では、リモートプレイプレイ機能「AMD Link」が最新バージョン4.0にアップデートされ、AndroidやiOS端末に加え、遂にWindows 10に対応。これにより、スマートフォンやタブレットより画面サイズの大きいノートPCを使い、いつでもどこでもゲームを楽しめるようになった。
さらにレイテンシが最大60%も短縮され、より遅延のないゲームプレイが可能になる他、フレームレート144fpsの広帯域設定や5.1chサラウンドサウンドなどのオプションが新たに追加されている。
その他、問題が発生した場合でもシステムを停止せずにデータを保存できるようにする「Crash Defender」や、問題点を簡単に報告ができる「Bug Report Tool」、ドライバのみをインストールする「Minimal Install」、Radeon RX 6000シリーズ向けの無料「AV1デコーダ」などの新機能を搭載。
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「Crash Defender4」や「Bug Report Tool」が追加され、障害が発生した場合のサポートが手厚くなっているのもポイント
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また「Streaming」「Recording」タブの統合や、「Performace Metrics & Tuning」画面へのRyzenシステムの情報追加などインターフェイスの改良も行われている。
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ドライバのみの「Minimal Install」が可能
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「AV1デコーダ」も新たに追加
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ストリーミングや録画がより手軽に行えるようUIが変更
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「Performace Metrics & Tuning」画面では、Ryzenの状態も把握できるようになった
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初出時「AV1エンコーダ」としていました正しくは「AV1デコーダ」でした。謹んで訂正させて頂きます(2021/4/21 10:50)