ほぼ1 WAFの優れた書込効率を実現
Samsungより、新規格のZNS(Zone Name Space)に対応するエンタープライズ向けNVMe SSD
「PM1731a」がリリース。容量バリエーションは2TBと4TBの2モデルをラインナップする。
ZNSは、SMR HDDやNVMe SSDといったメディアの区別なく、単一のストレージスタックとして認識させることが可能なストレージ技術。ゼタバイト時代を迎えるデータセンターにおいて、大容量の非構造化データをより低コストに格納できるとされる。
Samsung第6世代のV-NANDフラッシュを採用。最大の特徴は優れたWAF(書込効率)で、通常3~4WAFのサーバーSSDと異なり、限りなく1に近いWAFを実現。従来のNVMe SSDに比べ最大4倍のストレージ寿命を可能にしている。
ドライブ形状は2.5インチで、システムのダウンタイムを最小限に抑えるデュアルポート仕様。ミッションクリティカルなデータ集約型アプリケーションの実行や、パブリック クラウド企業向けに適している。
なおSamsungは、2021年下半期までにZNS SSDの大量生産を予定。様々な顧客環境に合わせたZNSドライブを供給するとしている。