ファンレスながらCore i9-11900Kの定格駆動に対応
COMPUTEX TAIPEI 2019にてプロトタイプが披露された、NoctuaブランドのファンレスCPUクーラー
「NH-P1」がついに正式発表。グローバル市場向けに発売が開始された。
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COMPUTEX TAIPEI 2019で展示されていたプロトタイプモデル。フィン側面にあるホール数など細かな違いはあるものの、コンセプト自体に大きな変更はない
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ファンレス動作に最適化するため温度上昇が緩やかな分厚いフィンを採用。さらに自然対流でも空気がスムーズに流れるよう広いフィンピッチを設けることで、TDP125WのCore i9-11900Kの定格動作(3.60GHz)が可能になるという。
製品素材は受熱ベースと6本のヒートパイプは銅、冷却フィンはアルミニウムで、外形寸法は幅154mm、奥行き152mm、高さ158mm、重量1,180g、製品保証は6年間。
対応プラットフォームはIntel LGA2066/2011/2011-3/1200/1156/1155/1151/1150、AMD Socket AM2/AM2+/AM3/AM3+/FM1/FM2/FM2+/AM4。なお対応するCPUや条件については
こちらのサイトで、確認することができる。
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NF-A12x25LS-PWM
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また「NH-P1」との組み合わせに最適な、オプション用の超静音ファン
「NF-A12x25LS-PWM」も同時リリース。
「NF-A12x25」のバリエーションモデルで、セミファンレス駆動に対応。さらに最大ノイズレベルもわずか12.1dBA(L.N.A時7.6dBA)に抑えられているのが特徴だ。
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「NH-P1」のオプションファンとしてリリースされたが、静音性を活かしケースファンにも良さそうだ
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主なスペックは回転数が最高1,200rpm(L.N.A時900rpm)、最低回転数が450rpm、風量は55.7m³/h(L.N.A時39.4m³/h)、静圧0.82mmH2O(L.N.A時0.41mmH2O)。MTTFは150,000時間、製品保証は6年間。