Windows 10からは無償アップデートが可能
2015年に登場したWindows 10以来、約6年ぶりとなるMicrosoftの新OS
「Windows 11」が正式発表された。なお2015年にMicrosoftはWindows 10以降メジャーアップデートは行わないとしていたが、この方針を変更。新たなメジャーアップデートOSとして提供されることになった。
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「Windows 11」ではユーザーインターフェイスが刷新。タスクバーは中央寄せになり、アクセス性が向上している
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「Windows 11」では、生産性や創造性を高めるためインターフェイスを刷新。これまで左寄せだったタスクバーは中央寄せになり、必要な機能に素早くアクセス可能。またフォントやアイコンなどもよりモダンなデザインへと変更されている。さらにマルチタスクでの利便性を高めるため、複数のウィンドウを整理できる機能が強化されている。
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複数ウィンドウを整理する機能も強化され、マルチタスクでの利便性が向上
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またOSレベルでAndroidアプリが動作するようになっている他、Microsoft Teamsがタスクバーに統合され、OSやデバイスを気にすることなく、テキスト、チャット、音声などで連絡ができるようになった。
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OSレベルでAndroidアプリに対応。スマートフォンやタブレットと同じアプリがPCでも使えるようになる
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その他、ウィジェットによる情報アクセスの改善や、DirectX 12 Ultimate、DirectStorageなどのゲーム向け機能の改善、Microsoft Storeのアクセス性の向上といった改良が行われるとのこと。
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Microsoft Teams(画像左)やウィジェット(画像右)機能を搭載
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「Windows 11」の提供は年内予定で、Windows 10からは無償でアップデートが可能。システム要件はCPUが1GHz、デュアルコア以上の64bitプロセッサ、メモリは4GB以上、ストレージは64GB以上とされ、要件を満たしているかをチェックする
専用ツールも配布されている