Pixel史上最大の革新チップを開発
Googleより、かねて噂されていたオリジナルSoCの「Tensor」が発表。搭載スマートフォンとして、今秋にも次期フラッグシップスマートフォン
「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」がリリースされる。
「Tensor」は、Googleが2016年に機械学習向けプロセッサとして発表した「Tensor Processing Unit」をモバイル向けに最適化したもの。同社のSundar Pichai CEOいわく「4年をかけて開発したカスタムチップで、Pixel史上最大のイノベーションとなる」とのこと。特に機械学習やAI強化をコンセプトとして設計されている。
また、「Tensor」はセキュリティチップ「Titan M2」を内蔵。Titan系の最新チップにあたり、「Tensor」搭載モデルは「あらゆるスマートフォンの中で最も優れたハードウェアセキュリティレイヤーを備えるスマートフォンになる」という。
なお「Pixel 6」シリーズの仕様は、上位モデルの「Pixel 6 Pro」がリフレッシュレート120Hzの6.7インチQHD+、「Pixel 6」はリフレッシュレート90Hzの6.4インチフルHD+液晶を搭載。「Pixel 6 Pro」は、広角+超広角+4倍望遠の3眼カメラを備える。
「Pixel 6」シリーズはミドルスペックだった先代の
「Pixel 5」とは異なり、ハイエンドスペックのスマートフォンになる模様。また、音声認識による文字起こしや翻訳、音声コマンドなどの機能も向上するという。