オクタコア構成の「Kompanio 1300T」廉価チップ
タブレットやChromebookなどのノートPCに採用されるMediaTekの「Kompanio」シリーズから、最新SoCの
「Kompanio 900T」がリリースされた。ハイエンドタブレット向け
「Kompanio 1300T」の下位モデルにあたり、近日中に搭載デバイスが登場する見込みという。
6nmプロセスで製造されるSoCで、Arm Cortex-A78(2.4GHz)の高性能コア×2とArm Cortex-A55(2.0GHz)の省電力コア×6を内蔵するオクタコア構成。GPUはArm Mali-G68を内蔵する。
LPDDR5メモリとUFS 3.1ストレージをサポートするほか、リフレッシュレート120Hzの2K解像度ディスプレイに対応。ビジネスおよびゲーミングの両面で高速なパフォーマンスを発揮するとされる。また、独自のMiraVision画質エンジンを搭載、アップスケーリング機能やHDR10+動画再生の画質拡張機能も備える。
そのほか5Gモデムが統合され、Sub-6の5G通信に対応。Sub-6フルカバーのスタンドアロン・ノンスタンドアロンのデュアルモードおよび5Gデュアルキャリアアグリゲーションをサポートする。ワイヤレスネットワークは2x2 MIMOのWi-Fi 6+Bluetooth 5.2に対応する。