最高285MB/secの高速データ転送に対応
Seagateから、従来型の記録様式であるCMR技術を採用した容量20TBの3.5インチHDDが登場。グローバル市場向けには今月より製品の出荷が開始される。
「Exos X20 20TB」は、ハイパースケールのデータセンターなどをターゲットにしたエンタープライズHDD。平均待ち時間4.16msという低遅延と、MTBF250万時間という高い耐久性を両立しており、データセンターの大容量化と高速化が可能になる。
インターフェイスはSATA3.0(6Gbps)とSAS 12Gbpsモデルがラインナップし、回転数は7,200rpm、シーケンシャルアクセスは読込最高285MB/sec、書込最高272MB/sec、ランダム読込最高168 IOPS、書込最高550 IOPS。外形寸法は幅101.85mm、奥行き147mm、高さ26.1mm、重量670g。
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IronWolf Pro 20TB
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「IronWolf Pro 20TB」は、最大24ベイモデルまでのサポートが謳われているハイエンドNAS向けHDD。年間ワークロードは300TBまで対応し、マルチベイシステムでも安定した性能を発揮する回転振動センサーを内蔵する。
インターフェイスはSATA3.0(6Gbps)、回転数は7,200rpm、シーケンシャルアクセスは最高285MB/sec、キャッシュ容量は256MB、年間通電時間は8,760時間、MTBFは120万時間。外形寸法は幅101.85mm、奥行き146.99mm、高さ26.11mm、重量670g。