消費電力は約28%削減可能
NVIDIA Corporation(本社:アメリカ・カリフォルニア州)は2022年5月24日、COMPUTEX TAIPEI 2022の基調講演にて、水冷仕様のGPU
「A100 80GB PCIe Liquid-Cooled GPU」を発表した。
NVIDIA初のデータセンター向け水冷GPUで、空冷に比べて消費電力を約28%抑えつつ同等レベルのパフォーマンスを発揮。さらに水冷化により厚さを1スロットに抑えることができ、設置スペースは66%も削減することができるという。
さらに水冷では主要なホットスポットを集中的に冷却できる他、クーラント液を循環して使用するため、データセンター内の冷却に使用する水の量も大幅に削減できる。
なおすでにサンプル出荷が開始され、今夏には一般提供を開始。また来年中にはHopperアーキテクチャを採用した「H100 Tenser Core GPU」もリリースする予定。