「E18DC」を搭載したM.2 SSDのサンプル出荷開始
Phison Electronics Corporation(本社:台湾)は2022年6月8日(現地時間)、エンタープライズ向けPCI-Express4.0(x4)SSDコントローラ
「E18DC」を発表した。
コンシューマ向け「E18」をベースにした製品で、エンタープライズのワークロード向けに最適化。さらにコンシューマ向けよりも厳しいテストを実施することで耐久性や信頼性を高めているという。
またPhisonでは「E18DC」を搭載したODM向けSSDとして、読込処理が中心のアプリケーション向けに
「EPR3750」のサンプル出荷を今年5月から開始している。
NANDフラッシュはキオクシアの112層3D TLC NAND「BiCS5」を採用し、転送速度はシーケンシャル読込6,600MB/sec、書込1,400MB/sec、ランダム読込640,000 IOPS、書込50,000 IOPS、レイテンシは4Kランダム読込が90μs、書込が37μs、書込み耐性は0.6DWPD。
フォームファクタはM.2 2280、容量ラインナップは480GB、960GB、1.92TBの3モデルをラインナップする。またバリエーションモデルとして、Power Loss Protection機能を追加したM.2 22110フォームファクタの
「EPR3760」も準備中。こちらは2022年後半にサンプルの出荷が開始される予定。