Renoirベースの低価格モデル
日本AMD株式会社(本社:東京都)は2022年6月10日午前11時より、発売が延期されていた
「Ryzen 3 4100」と
「Ryzen 5 4500」の国内発売を開始した。
いずれもZen 2アーキテクチャを採用したAPU「Renoir」をベースにGPUを無効化した製品で、PCI-Express4.0には非対応。またRyzen 3000シリーズに比べるとL3キャッシュ容量が少ない点には注意が必要だ。
一方、価格は上位モデル「Ryzen 5 4500」が税込17,200円、下位モデル「Ryzen 3 4100」では税込14,200円とかなり手頃。さらにAMD 300シリーズのチップセットでもBIOSのアップデートで使用できることから、古いPCのアップグレードや、余っているパーツを使ってサブPCを組むような用途にはちょうどいいだろう。
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Ryzen 5 4500
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「Ryzen 5 4500」のスペックは6コア/12スレッド、ベースクロック3.60GHz、ブーストクロック4.10GHz、L2キャッシュ3MB、L3キャッシュ8MB、TDP65Wで、CPUクーラーは「Wraith Stealth」が付属する。
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Ryzen 3 4100
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「Ryzen 3 4100」のスペックは4コア/8スレッド、ベースクロック3.80GHz、ブーストクロック4.00GHz、L2キャッシュ2MB、L3キャッシュ4MB、TDP65Wで、こちらもCPUクーラーは「Wraith Stealth」が付属する。
なお取材時点で入荷を確認したのは、
パソコンSHOPアーク、
ツクモパソコン本店、
TSUKUMO eX.、
ドスパラ 秋葉原本店。